LYRIC


夜を越えて

作詞作曲:コバヤシ カン

 

 

 

明けない夜を越えて

苦しみや絶望の中で、叫びながら走ったんだ

生きてる、それだけで

いいんだと声を枯らしてさ、あなたに逢いにいくよ

 

 

数え切れないほど、言葉を飲み込んで

空返事と僕の馬鹿な癖、涙を吐き出した。

忘れられるほど、賢くはなれないな

忘れてしまうくらいなら、馬鹿なままでいいんだよ。

 

 

飛び込めばそれで満足ですか

あなたの明日はどうなりますか

あいつらはそれで満足ですか

ここで死ぬ覚悟さえもなかった

教室の隅で泣いていた

あなたが、あなたが、

抱えた明日を僕が照らすよ

 

 

明けない夜を越えて

虚しさや喪失の中で、叫びながら走ったんだ

生きている、それだけが

僕が僕である全て、あなたはどうですか 

 

 

僕は弱くて、足が竦んで

何者にもなれないけど

ただ、歌って、君を想って

独りじゃないって伝えたいだけなんだ

ねぇ、あなたの事を歌ってるんだよ

 

 

明けない夜を越えて

 

 

明けない夜を越えて

苦しみや絶望の中で、叫びながら走ったんだ

生きている、それだけで

いいんだと声を枯らしてさ、あなたに逢いにいくよ 


裂帛

作詞作曲:コバヤシ カン

 

 

 

「ずっと一緒にいようね。」

あなたはなぜか優しいから

その言葉に甘えてしまった私は

 

「今日はなんだか寒いね。」

困った顔で微笑んだ君

消えちゃいそうな笑顔に私は

 

 

ねぇ 忘れて、忘れて、忘れて、忘れたいよ

ねぇ 消えて、消えて、消えて、消えたいよ

ねぇ ずっと、ずっと、私を、離さないで

ねぇ 死にたいなんて言わないでよ、ねぇ

 

 

嗚呼、その気持ちも薄れてしまうだろう

いつかは、私も消えてしまうかな

まだ、その先を見ていたいだけなの

君さえ、いたなら何もいらないから

 

 

あなたを分かっていなかった、

私を許してほしい

あなたが悲しそうにするから、

鈍色の傷みを知った

 

 

嗚呼、この想いも忘れてしまうだろう

いつかは、君も消えてしまうけど

まだ、死にたくないと息をしている

愛さえ、あったら

 

 

嗚呼、欲張りな私を許してよ

いつかは、私を忘れちゃうなら

今、だけでいいの、私を見ていて

それだけ、でいいから


生きろ

作詞作曲:コバヤシ カン

 

 

 

僕の頭上には

見知らぬものが乗っていて

消えぬ机上の空論

忘れられないものばかり

一人踠いては

沈んでいく醜さ脆さ

君を想っては

最期の時を思い描いていた

 

 

君の声が聞こえた気がした

 

 

君とこのまま息をして

酷く腐って死にたいよ

君が放った言葉、態度全部

突き刺さり、濁っていく

 

 

僕らただ息を殺して

腐った道端に沈んでいく

そんな世界の中を生きていても

価値などないだろう

 

 

ただ君が生きていれば

それだけで僕らはよかったよ

心を殺して歩く明日に

意味などないだろう

 

生きる、生きる、生きる、生きろ


19

作詞作曲:コバヤシ カン

 

 

 

嗚呼、いつも夢見ていたんだ

遠くに霞む君の姿を

嗚呼、いつも泣いていたんでしょう

ただ会いたいだけだろう

 

 

虐められ独り苦しんだこと

あなたに出逢い、共に生きたこと

そのどれもがこんな僕を生かし、

今日まで歩いてこられたことと

もう1つ言い遺したとすれば

あぁ、忘れられないことがあった

あなたが死んでしまったこと

 

 

そのままでいいよ

あなたが生きていたことですらも

きっといつかは忘れてしまうでしょう

でもまだ大人にはなれないよ

あなたを忘れてしまうなら

僕はずっとこのままで居たかった

 

 

嗚呼、いつも悲しかったでしょ

よく頑張ってるよって言ってほしくて

嗚呼、いつも1人だったでしょ

死ぬまで隣で居られたらいいのにな、

 

 

そのままでいいよ

僕が死んでしまうことですらも

きっといつかは忘れられてしまうでしょう

でもまだ死にたくはないからさ

雨曝しの中息をして

こんな腐った世界の中も

 

あなたに会いに行くよ


らしさ

作詞作曲:コバヤシ カン

 

 

 

ふざけんなって思った今日でも

吐き捨てるほど見過ごした日々も

それでも生きていくしかないだろう

独り善がりだと言われたって走り続けていくんだよ

お前はお前を信じろよ

 

 

何も知らない僕らの

青く染まる日々と

嘆いても続いていく日々は

「らしさ」とは呼べぬだろうか

 

 

声が枯れるまで叫んだ

涙が枯れるまで走った

僕は一人で歩けはしないけれど

ふざけんなって言ってやりたかった

僕がいなくても廻る世界に

僕がいなくても生きていく君に

 

 

ふざけんなって思った今日でも

泣き明かしたいくつもの夜も

それでも生きていくしかないだろう

自分が無いと言われたって走り続けていくんだよ

お前はお前を信じろよ

 

 

他人に理由を押し付けて

走り続けた先に君がいた

ただそれだけのことしか

遺ってなかった

それしか遺ってなかった

それしか遺ってなかった

それしか遺ってなかった

それを「らしさ」って呼んでよ

 

 

どうでもいいことにも傷ついて

飲み込み続けたこの人生が

無意味だなんて言わせないから

お前はお前のその才能を

僕は僕のこの音楽で

ふざけんなって吠えてやるんだ

 

 

ふざけんなって思った今日でも

見飽きてしまった街の中でも

それでも生きていくしかないだろう

馬鹿みたいだって笑われたって走り続けていくんだよ

 

僕らはここで生きているんだ


Itoshiki

作詞作曲:コバヤシ カン

 

 

 

消えてしまった青を塗り潰して

忘れぬようにしよう

未だ遺る黒を強く握りしめて

くだらないことを思った

 

 

同じ別れを繰り返して

染まった想いを掻き消した

違う歩幅で色褪せてしまって

塗り直しも効かなくなった

 

 

ずっと待っていたんだ 

あなたの頬に触れて気付く

消えない真似た癖や匂いも

いつか 消えてしまう

 

 

忘れた頃いつかその時

そっと色を挿して

染み込んだ赤で

滲む想いに換えて

 

 

ずっと待っていたんだ

あなたの頬に触れて気付く

消えない真似た癖や匂いも

いつか 消えてしまえ


envy

作詞作曲:コバヤシ カン

 

 

 

麻酔のような能書きを垂れ流しては淡い愛想

吐き出すほどの酷い愛憎

煙草のように霞んでは消えていった深い哀傷

満ちてくほどに腐る感情

 

 

「別にいいだろう」

そんな想いも掻き消してしまえたら

「愛してたよ」

そんな憂いも儚く吐いて

 

 

彷徨いながら踊り狂えよ

夜の帳が落ちて

狭い部屋で朝を待ってた

夜が満ちていく

 

 

赤子のように生まれては直ぐに絶えて去っていった

切っては棄てた狡い願望

さっきから居なくなった、見ようとしても見えなくなって

攫んだはずの碧い月のよう

 

 

「空っぽでいようよ」

互いのことも忘れ去ってしまえたら

「変われないなぁ」

君を連れて消えてしまおう

 

 

あちらこちらで嘲りあって

見てもいない振りして

迷子のように笑い逢ってた

独り(ふたり)の話

 

 

彷徨いながら踊り狂えよ

吐く息も白んでいく

同じ部屋で朝を待ってた

 

夜が満ちていく